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3社合同勉強会を行いました!~ブランディングについて~

2018.11.14

10/19(金) おいかぜMarble.coアーキテクトタイタン3社による今期第3回の合同の勉強会を行いました。講師に OVERKAST Inc. 遠藤哲生さんと大林寛さんにお越しいただきました。前半は大林さんから「ブランディングとは?」というところから事例を交えたお話、後半は遠藤さんから「ブランディングにおけるチーミング」についてお話していただきました。

「ブランディング」とは本来の意味は「識別のために焼印を押すこと」であり、デザインやビジネスにおいては、「事業/サービスのイメージやメッセージに同一性を持たせること」という定義になります。また特にブランディングの仕事をする際、マーケティングとの違いを押さえておく必要があり、「ブランディングを行うこと」と「それで売れるの?」という考えは「=」にはならないとうこと。

 

分かりやすく恋愛に例えるとブランディングとは「自分磨き」マーケティングとは「モテ施策」。行動で例えると自分磨きは「本を読んで知識を得る」「朝走って自分の体力を強化する」というように自分のために行うことで、モテ施策は「あの人は知的な人が好きらしいから本を読む」「あの人はスリムな人が好きらしいから走る」というように手段は一緒でも最終的な目標が違うことがブランディングとマーケティングの違いとなります。

特にディレクターは普段、お客様に説明・納得していただく立場のため大林さんの分かりやすい説明に頷いていました。後半の遠藤さんの「ブランディングにおけるチーミング」について現在、チームの形というのは様々で社内メンバーのみのチームや、外部を交えたチームなど多様化してきています。そのため、チームに関わる人たちが主体的にチームを分析、学習し、成長させることで、チームはゴールを目指すために変化し続けることが大切だと遠藤さんは話します。また、チーミングを考える上で、コミュニケーションというワードが必ず出てきます。そのコミュニケーションにも2つ種類があり、「内容」と「関係」です。「内容」とは言葉や数字、結果などから考えるもので、持ち運びも簡単にできるもの。「関係」はその逆で、 表情、姿勢、態度、外観、場所、時間や背景など、現場に行かないと状況も分からない、中に入り込まないと分からないこともあることを指します。また、この「内容」と「関係」は「関係」を汲み取らないと「内容」を作ることは難しいと遠藤さんは話します。

今回はマーブルの智恵光院オフィスで開催され、併設されているカフェマーブルからオードブル料理を提供してもらいました。
参加者の声の中には「コンセプト設計の流れなど、別業務ながら興味があり、新鮮でした!」という声や「チームビルディングはどの分野でも役に立つもので、メンバーが主体的になる環境づくりはもう少し突き詰めてこうと思う」など普段の業務に落とし込んで考えることができたという声も多く、この学びを今後の業務にも活かしていきたいと思います。

次回、11月にTERMINAL81 FILM 宮下 直樹さんを講師としてお招きし、「ドローンも交えた写真・映像表現」について勉強会を行う予定です。引き続き、次回の勉強会の様子もブログで報告させていただきますので、今後とも宜しくお願いします。

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